>



2013年11月

はじめてのAmazon出品ガイド






翔泳社のWebマガジン「ECzine」に、
本日11月28日にコラム「はじめてのAmazon出品ガイド(1)
出品形態、商品カテゴリ、配送、商品登録を知ろう
http://eczine.jp/article/detail/22

3回に分けての連載がスタートしました。

今回のテーマは「Amazon出品について知ろう」で、以下4つのトピックスを取り上げます。

・Amazon3つの出品形態
・商品カテゴリの種類(20のテンプレート)
・出品者配送とFBA(フルフィルメント)
・Amazonカタログ追加と新規商品登録

著者:(私)松橋 正一
一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA)特別講師






このエントリーをはてなブックマークに追加



Check

サイトテーマの構造化マークアップ



Googleが取り入れているリッチスニペットは、
パンくずリストなどの「構造化マークアップ」を取り入れることで検索結果に
採用されやすくなるようです。「これが商品名」「これが販売価格」など、
構造化データをGoogleに確実に伝える「構造化マークアップ」は、
非常に効果的な機能と言われています。





<div itemscope itemtype="http://schema.org/Product">
 <span itemprop="name">ゲルクリーム 500g</span><br/>
 販売価格:<span itemprop="price">10,500</span> 円<br/>
 <img itemprop="image" src="gelcream.jpg" alt="ゲルクリーム 500g" />
 <div itemprop="aggregateRating" itemscope
itemtype="http://schema.org/AggregateRating">
  評価<span itemprop="ratingValue">4.2</span>/5 点(<span
itemprop="reviewCount">18</span>件のレビュー)
 </div>
</div>






現在のHTMLファイルを、「構造化マークアップ」のHTMLコードに書き換えるには面倒ですが、

microdata形式のschema.orgでマークアップを追加する
Google「構造化データ マークアップ 支援ツール
https://www.google.com/webmasters/markup-helper/

が便利です。


【10のデータタイプ】

1.TV Episodes with Ratings
2.イベント
3.ソフトウエア アプリケーション
4.テレビ番組のセピソード
5.レストラン
6.商品
7.地域のお店やサービス
8.映画
9.書評
10.記事

10のデータタイプから選択し、マークアップするページのURL
またはHTMLソースを貼り付け、ページを見ながら、該当データをマウスで選択し
タグ付けすると、microdata形式のschema.orgでマークアップが追加された
HTMLコードを生成してくれます。

便利なツールです。



このエントリーをはてなブックマークに追加



Check

パンくずリストの構造化マークアップ



SEOで注目されている「構造化マークアップ」を学んでみました。

microdataやmicroformats,RDFaを使用した「構造化マークアップ」
を行うことで、検索結果にマークアップした内容が表示されます。

これを「リッチスニペット」といい、例えば「パンくずリスト」などで、


【Googleで検索された表示例】

Kindle書籍アメリカ免除申請
www.pb-support.com > 電子書籍
4 日前 - kindleで電子書籍を出版すると、Amazon出版サービス(KDP)が
アメリカのサービスなのでそのロイヤルティには日本所得税10%の他、
アメリカ所得税30%で合計40%が源泉徴収されます。・・・・

のようにリッチスニペットにパンくずリストが表示されます。


microdataでは、タイプを指定する際にschema.orgやdata-vocaburaly
のようなボキャブラリを使うことになります。
schema.orgは、GoogleやYahoo、Bingなどの3大検索エンジンが
サポートするボキャブラリですが、schema.orgを使用してパンくずリストを
マークアップしても、リッチスニペットにパンくずリストが表示されません。

「data-vocaburalyを使用したパンくずリスト」を
MovaleTypeのブログで作ってみました。





<mt:If tag="EntryCategory">
<div class="entry-categories">

<span itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
<a href="<$mt:BlogURL$>" itemprop="url">
<span itemprop="title">トップ</span></a> &gt;
</span>

<mt:IfNonEmpty tag="EntryCategory">
 <MTParentCategories glue=" &gt; ">
 <MTIfNonZero tag="CategoryCount">

  <span itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
  <a href="<$mt:CategoryArchiveLink$>" itemprop="url">
   <span itemprop="title"><$mt:CategoryLabel pmhc=""$></span></a> &gt;
  </span>

 <MTElse>
  <span itemprop="title"><$mt:CategoryLabel pmhc=""$></span>
 </MTElse>

 </MTIfNonZero>
 </MTParentCategories>

</mt:IfNonEmpty>

<span itemscope itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
 <span itemprop="title"><$mt:EntryTitle$></span>
</span>

</div>
</mt:If>






このようにdata-vocaburalyで作ると、Yahoo!でもGoogleでも
パンくずリストがきちんと検索結果に表示され、クリッカブルになっています。


クリッカブルされるまで、少し時間がかかりますが、
Google「構造化データ テスト ツール」を使うと、
Google 検索結果でのページのプレビューを表示することができます。




このエントリーをはてなブックマークに追加



Check

Kindle書籍アメリカ免除申請







kindleで電子書籍を出版すると、Amazon出版サービス(KDP)がアメリカのサービスなのでそのロイヤルティには日本所得税10%の他、アメリカ所得税30%で合計40%が源泉徴収されます。

少ない印税で40%の源泉徴収は大きすぎますね。

日米租税条約というのがあり、アメリカ所得税は免除申請ができます。

Kindle出版に関していろいろな解説書に書いてあるその申請手続きは、

1.アメリカ国内国歳入局(IRS)に免税申請書「フォームSS4」をFaxして雇用者番号(EIN)を取得する。Fax後、約1週間でEINが返送される。郵送で返送の場合は、約4週間で返送される。

2.EINを記入した「フォームW-8BEN」をアメリカAmazonに郵送し、受領後10日くらいで登録メールアドレスに登録通知される。


しかし・・・

現在は便利になりました。上記「1.」の手続きは同じだが、上記「2.」はAmazon KDPサービスのサイトで申請ができます。

私の場合は、「フォームSS4」をFAXしたが、こちらのFAX機に不具合があるのか?FAXで返送されず、申請3週間後に郵便で届きました。すぐさまサイト上で「フォームW-8BEN」を提出しました。

これで、重~い「アメリカ所得税30%」の源泉徴収から解放されます。



このエントリーをはてなブックマークに追加



Check

一太郎で作る電子書籍

Kindleで電子書籍を出版するに当たり、日本語ワープロソフト「一太郎2013玄」が
「epub 3」形式に加え、「Kindle(mobi)」形式保存に対応しているというので、
一太郎でKindle版の電子書籍を作ってみました。


表紙作成や一太郎での目次と作り方など詳細は、他に解説書がたくさんあるので割愛します。


<AmazonにKindle版で出版するまでの流れ>

1.表紙画像を作成
2.一太郎での目次と本文を作成
3.一太郎からepubファイルに変換保存
4.epubファイル拡張子を「.zip」に変更
5.zipファイルを解凍
6.必要に応じて各ファイルを修正
7.ePubPackにてepubファイル作成
8.Amazon KDPに表紙とepubファイルをアップロード


ざっとこのような流れで電子書籍出版までこぎつけるのですが、
途中、幾つかの注意点がありますので、簡単に解説します。


一太郎からepubファイルと変換保存し仮に
「ichitaro.epub」というファイル名だとしたら、
「ichitaro.zip」と拡張子に変更し、解凍すると、

ichitaro/META-INF
     /mimetype
     /OEBPS/images/
          /content.opf
          /document1.xhtml
          /document2.xhtml
          /document3.xhtml
          /document4.xhtml
          /document5.xhtml
          /nav.xhtml
          /stylehorizontal.css
          /stylevertical.css
          /toc.ncx

というようなファイルに展開されます。

うまく変換されていない部分は、各documentx.xhtmlファイルを開いて、直接、HTMLタグを修正しますが、
このままではepubファイルに戻しても目次は認識されずナビに目次が表示されません。

ナビに目次を表示させるには、


<content.opfを修正する必要があります>

【修正前】





<spine toc="ncx" page-progression-direction="ltr">
 <itemref idref="doc1"/>
 <itemref idref="doc2"/>
 <itemref idref="doc3"/>
 <itemref idref="doc4"/>
 <itemref idref="doc5"/>
</spine>







となっていますが、
spineタグに<itemref idref="nav" linear="no" />を加え、
guideタグを追加し目次を認識するように修正します。


【修正後】




<spine toc="ncx" page-progression-direction="ltr">
 <itemref idref="nav" linear="no" />
 <itemref idref="doc1"/>
 <itemref idref="doc2"/>
 <itemref idref="doc3"/>
 <itemref idref="doc4"/>
 <itemref idref="doc5"/>
</spine>

<guide>
 <reference type="toc" title="Table of Contents" href="nav.xhtml"></reference>
 <reference type="start" title="Startup Page" href="nav.xhtml"></reference>
</guide>







この部分をしっかり修正すると、一太郎でほぼ問題なくepubファイルを作ることができ、Amazon KDPでmobi形式に正しく変換でき、無事出版できます。

一太郎での電子書籍を作るのが、簡単で便利と思います。

電子書籍の出版、初めてで全く出版に関する知識がありませんでしたが、出版にこぎつけるまで

豊作パブリッシング(電子書籍出版会社)
https://ebooks.housaku.net/

よりアドバイスいただきました。


私が一太郎で最初に出版した電子書籍は、
Amazon出版の心得」です。




このエントリーをはてなブックマークに追加



Check