SEO業者が、被リンクを増やそうと自社の管理サーバーなどから
大量にリンクする場合がありますが、
検索エンジンは、被リンク元サイトのIPアドレスが同じ場合、
「同一人物からのリンクと判断」します。
IPアドレスは、
「000.00.00.000」
のように記載され、サーバーの住所みたいなものです。
ドット(.)で4つに区切られており、先頭左から順番に
「Aクラス.Bクラス.Cクラス.Dクラス」と並んでいます。
同一サーバーで、異なるドメインをサイトで公開しても
「Aクラス.Bクラス.Cクラス」まで同じになります。
ドメインの異なり、「Dクラス」が変わっていても、検索エンジンは
「同一人物からのリンクと判断」することになります。
極自然に評価を受けて、被リンクされる場合は、
IPアドレスの「Cクラス」が同じという可能性は少ないので
複数の人物からの被リンクと、正しく評価されるのです。
IPアドレスが同じサイトからばかりリンクされているというのは、
明らかに不自然です。自社サイトからのリンク、自作自演であると判断されます。
現状、大きなスパム判定にはならないと思いますが、
被リンク効果が著しく落ちる可能性がありますので、効果を得るには
被リンク元のIPアドレスは、自然な形で分散したものにする必要があります。
有料で粗悪なSEO業者から、大量に被リンクを得るような場合、注意が必要です。